エジプトとイランの和解

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エジプト国とイラン国が長らく揉めていたようである。

何たる失策であることか!私は不覚にも、両国が犬猿の仲ということをついぞ知らなかったのである。

実に四十余年に渡り国交を断絶していると聞く。つまりは、昭和も終わりの候に産声を上げた赤子の、平成を横断しきってもなお足らぬ年月の間を禍根の中にあったというのだ。

その長きに渡り仲違いしていた二国が和解した。嗚呼、喜ばしき哉!

しかしながら一抹の不安。あまりに互いに憎い、憎いと鬱屈していた両国が、すんなりと懇ろになれるかと君らに問う。否、すんなりとは行かぬのが世界情勢の理である。

果て、杞憂であるのか。当然、奥の奥の奥に両者(更にはサウジアラビア国、クウェート国なども含めるべきであろう)の黒く尖り濁った思惑はあるであろう。

そのような澱んだ平和であっても、万難を排し両国が未来へ斬進することを願うばかりである。プッチンプリンをプッチンしつつ記す。